はじめに
PHPの学習をしていると、「関数名はキャメルケースで書くの?」「変数名はパスカルケース?」と迷うことがよくあります。
実は、これらはコーディング規約として決められています。
しかし、公式の規約は内容が多く、毎回確認するのは大変です。
そこで今回は、学習中に迷わないようにするために、コーディング規約に書かれている内容と、一般的に使われている命名ルールをあわせて整理しました。
命名ルールで悩んでいる方の参考になると思います!
ことれいのもり
2025-12-04
PHPの学習をしていると、「関数名はキャメルケースで書くの?」「変数名はパスカルケース?」と迷うことがよくあります。
実は、これらはコーディング規約として決められています。
しかし、公式の規約は内容が多く、毎回確認するのは大変です。
そこで今回は、学習中に迷わないようにするために、コーディング規約に書かれている内容と、一般的に使われている命名ルールをあわせて整理しました。
命名ルールで悩んでいる方の参考になると思います!
この記事では、PHP-FIGというコーディング規約を参考にしています。
チーム開発を行なっている場合は、その中のルールに従うのが基本です。
しかし、個人開発や学習中の人にとっては、「自由にすれば良い」と言われても困るはずです。
そのような方は今回まとめたルールを参考にしてみてください!
それでは具体的に命名ルールを見ていきましょう。
コーディング規約は、
の命名ルールが書かれています。
しかし、変数名・クラスプロパティは書かれていません。
そのため、一般的に認知されている記法を調べたので、それに沿って紹介します。
StudlyCaps、またはPascalCase(パスカルケース)という書き方で命名します。
単語の先頭を大文字にして、空白は入れません。
class MyClass
{
}全て大文字で、単語の区切りをアンダースコアにして命名します。
const LOOP_COUNT = 4;camelCase(キャメルケース)という書き方で命名します。
最初の単語の先頭は小文字で、2番目以降の先頭は全て大文字にします。
空白は入れません。
// クラスプロパティ
public $userEmail = "xxx@gmail.com";
// ローカル変数
$userEmail = "xxx@gmail.com";camelCase(キャメルケース)という書き方で命名します。
最初の単語の先頭は小文字で、2番目以降の先頭は全て大文字にします。
空白は入れません。
function getUserName()
{
}ここまでの書き方をまとめると、以下のようになります。
class MyClass
{
const LOOP_COUNT = 4;
public $userEmail = "xxx@gmail.com";
function getUserEmail()
{
return $this->userEmail;
}
}
この記事では、コーディング規約に沿って命名ルールをまとめました。
私自身、命名ルールについて毎回悩んでいたので、同じような方の参考になれば良いなと思っています。
命名ルールを統一するとコード全体が見やすくなるので、意識してみてはいかがでしょうか?